BitLockerとは、Windouw10以上のパソコンに標準で搭載されている暗号化機能のことです。
このBitLockerを有効にしておくことで、パソコンを紛失してしまった時などに情報漏えいせず、情報を守ることが出来る機能なんです。
ただ、自身で設定している場合は、有効的な機能ですが気づかないうちに設定が行われてしまうと本当にパニックになります。
わたしの場合は、前日まで通常通り使うことが出来ていたのにいきなり使うことができなくなりかなり焦って調べまくりました。
BitLockerの回復キーの対処方法について紹介していきますね。
BitLockerの回復キーの対応方法とは?
BitLockerの回復キーを確認するためには、以下の内容にて確認が可能です。
- 自身で控えていた回復キーを入力する
- 自身のPCのサポートに連絡をして、回復キーがわからないか確認をしてもらう
自身で控えていた回復キーを入力する
回復キーは、基本的にはMicrosoftアカウントに登録されていることが多いです。
保管方法は、いくつかあり設定を行った際に以下の方法で保管している場合があります。
- USBメモリーに登録を行っている
- 印刷して保管
- サーバーに置く
- Microsoftに登録しておく
しかし、基本的に今回の場合は自身で設定したことがないのに設定ができていないパターンなので、基本的にはMicrosoftに登録されている一択です。
ただ、Microsoftにログインできるパソコンがない場合は、どうにかしてログインできる環境を準備してから確認をしてくださいね。
インターネット接続できる他のパソコン、またはスマートフォンが用意出来ればOKです。
BitLockerがかかってしまった場合は、そもそもパソコンが開けないので確認すらできないですが、他のパソコンから確認することが出来ます。
Microsoftの登録での確認方法は以下です。
- こちらより、Microsoftにサインイン
- パスワードを入力
- 本人確認のため、入力したアドレス宛に確認キーが送られる
- 確認後、入力するとMicrosoftに入れる
- 「デバイス」という項目より、進んでいく
- 該当の”DESKTOP-英数字”を確認し、回復キーを確認
自身のPCのサポートに連絡。回復キーがわからないか確認をしてもらう
わたしは、今回自分で回復キーを探してみましたが、そんなキーを登録した記憶もMicrosoftに登録されているという箇所からも見つけることが出来ませんでした。
もうそうなると、どう調べても初期化するしかない状況です。
そのため、自身のPCのサポートに連絡をしました。
わたしの場合は、MicrosoftのPCのためMicrosoftに問い合わせを電話で行いました。
本人確認や該当の機器を確認するために番号を伝える必要がありますので、以下の情報は事前に控えておきましょう。
- 該当のパソコンやタブレットのシリアルナンバー
- Microsoftのアカウント(登録しているメールアドレス)
- 自身の名前
Microsoftの方も調べてもらいましたが、結果見つけることが出来ませんでした。
こうなった場合は、もう初期化する以外に方法はありません。
PCを初期化する方法は?Microsoftでの場合
ここからは、わたしの実体験をもとに紹介していきますね。
まずは、Microsoftのパソコンのため、Microsoftのサポートセンターに電話。
確認を試みてくれましたが、ないとことで初期化するしかない旨を伝えられました。
幸い、今回のパソコンは使い始めてあまりたっていないこともありデータも必要なものなどなかったので、初期化と言われてもしょうがないと思いましたがデータがたくさんあったらと思うとぞっとしてしまいますよね。
まず、初期化には16GBまたは、32GBのUSBが必要とのことでした。
ここは大きすぎても、小さすぎてもダメとのことなのでどちらかに従いましょう。
今回、皆さんがBitLocker の回復キーを求められたのであれば、USBの差込口があると思うので問題ないですが、私の場合はSurfaceだったため、USBの差込口がありませんでした。
そのため、Type-Cの先端で、USBがさせるものをで購入しなければいけませんでした。
USBとType-Cの変換機でピンキリですが、今回は1,000円ちょっとで済みました。
そして、Microsoftのサポートの人からメールを送っていただき、まずはUSBに回復に必要なデータを取り込み、その後そのデータを今回のBitLockerがかかってしまったパソコンにデータの取り込みを行いました。
USBは、該当のUSBにすべての必要データが入るので、中に入っているものは上書きされます。
そのため、必ずもう使わないものか一時的に利用しても問題ないUSBを使いましょう。
それが無理であればわたしのように新しいUSBの購入が必要です。
それをおこなったことにより、無事に回復し初期設定からとはなってしまいましたが、設定を行い通常通りに使えるようになりました。
ただ、この作業を行っても直らない場合は、Microsoftの場合は本体の交換という手段もあるようですよ。
ご自身で、回復キーがわかる場合はいいですが、わからない・心当たりがわたしのようにない場合は、まず自身のパソコンのサポートセンターに連絡して、対応をしてもらうことをおすすめします!
Bitlockerとは?
Bitlockerとは、暗号化機能のことでWindowsのパソコンに搭載されている機能です。
暗号化することで、何らかの理由で大切なデータを保存しているパソコンはタブレットを紛失してしまった時や盗難にあってしまった場合などに、セキュリティを確保することが出来るため、他の人へのデータの流出を防ぐことが出来ます。
BitLockerを設定しているパソコンの場合、パソコンが起動できなくなったり、動かなくなってしまったなどというトラブルが発生してしまうと内蔵されていたハードディスクやSSDを取り出して、他のパソコンに接続しても暗号化されているため、データを取り出すことが出来ません。
そのため、強制的に外部からBitLockerの暗号化を解除するために回復キーが設定されています。
BitLockerの回復キーとは?
暗号化されたドライブへのアクセスが承認されていることをシステムが確認出来ない場合に、ロックを解除するための暗号のキーです。
BitLockerの回復キーは、Windowsのパソコンで暗号化設定を行った場合に、同時に発行される数字です。
また、回復キーは英語の入力が出来ず、回復キーを入力しようとしても数字しか入力できません。これは、BitLockerの仕様です。
回復キーは、48桁のランダムの数字のため、覚えておくことは困難なのでどこかに必ず控えておきましょう。
出来るだけ、複数の方法で情報を残しておくようにしましょう。
BitLockerの回復キーがわからない!実体験をお届け!まとめ
さて、ここまで実際にBitLockerがかかってしまった時の対応方法や確認方法について紹介してきました。
BitLockerは、セキュリティーが非常に高いらしく裏ワザなどもなく、今回紹介した内容での修復方法か初期化のみです。
BitLockerのロック画面で、回復キー以外にも方法があり、色々試してみましたが回復することが出来ず、パソコンの知識がないわたしには難しかったので、調べた上でMicrosoftのサポートセンターに問い合わせをしてよかったなと思いました。
かかってしまったものは、仕方ありませんが事前にその存在を知っておくことも大切ですね。
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